2026-03-29

ちょこんと掛けて寄りかかる「片肘掛け座椅子」


足を引き寄せて、体をあずけるように座れる、座椅子を少し持ち上げたような高さの椅子。片側の肘掛け、丸い座面を合わせた、ちょこんと腰を掛けてくつろげる椅子です。


ゆったり一人で過ごすことの多いリビングを、よりくつろげる空間にしたい。そんな思いから、椅子・机・棚をご検討された、これまでにもご依頼のあるお客様。
当初はソファを探されていましたが、サイズがしっくりこないことから、製作のご相談をいただきました。普段お使いの厚みのあるクッションの座り心地に近づけた椅子をイメージされていました。

ご希望は、
・使っていたクッションのような、床に近い座り心地とサイズ感
・寄りかかれるよう、背もたれと片側だけの肘掛けをつけたい

お話を重ねる中で
・背もたれもクッション仕様に
・座面は丸みのある形
・肘置きは、お豆のようなかたちがいい
といった要素も加えて設計。

2パターンの提案の中から、マヤッカ座椅子に似た脚のタイプを選んでいただき、製作していきました。

- point -

  • 座椅子のイメージをふくらませたかたち
  • やさしく支える片肘掛け
  • 雰囲気がそろう脚のかたち

1.  座椅子のイメージをふくらませたかたち

マヤッカの座椅子と同じくらいのサイズ感と形をベースに、座面は少し高め(写真の丸クッションの高さ)に設計しました。体をしっかり預けられるよう、背もたれはゆったり広めにしてクッションもプラスしています。
座面は厚みを持たせて、やわらかな座り心地に。足を寄せて座りやすい奥行きにしつつ、全体的に丸みのある形に仕上げました

2. やさしく支える片肘掛け

「お豆みたいな丸みのある形の肘掛けがいいな」というご要望から生まれた肘置きです。
しっかり支えつつ、肘を置きやすい形・大きさに整え、邪魔になりすぎないバランスに仕上げました。
角は少し丸く面取りすることで、角の当たり具合がやわらかになっています。

3. 雰囲気がそろう脚のかたち


あわせて製作したミニテーブルにも同じ脚の加工を施しているので、全体の雰囲気が自然と揃う組み合わせ。脚の形状の違う2パターンご提案した中で、この脚の形が決め手となりました。
アーチ状に欠き取ることで、床にぺたっとつく重たい印象をやわらげ、軽やかな見た目になっています。

ー  お客様の声 ー


ネットで探しても「これ」という物がなかった(当然)。時間が経ってマヤッカさんを思い出す(遅。笑)。
納品時、梱包をとく前から可愛い!狭い部屋にちょうど良い大きさ。圧迫感もなくなじんでいます。


他にはない、サイズ感も似合う椅子になりましたね。
O様、ありがとうございました。

ちょこんと掛けてく寄りかかる「片肘掛け座椅子」(C-103)
〈 木材 〉タモ無垢材
〈 色/仕上げ 〉クリアオイル仕上げ
〈 サイズ 〉
〈 参考価格〉62,000円(税込)
〈 ご依頼 〉神戸市須磨区 O様
ー 納品のようす ー

棚と机とあわせて、椅子を納めました。二脚を横に並べると両側に肘置きのあるミニソファのようになり、来客のときは机を挟んで向かい合う配置にもなります。
ひとりでくつろぐ時間にも、友だちと机を囲んで過ごす時間にも。
床に近い目線に、好みのものがぎゅっと詰まったような、くつろぎの場所ができあがりました。

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