部屋のリフォームを機に、玄関からキッチンへと通じるドアをこだわって作りたいというお客様。これまで壁のように塞がっていた出入口を使えるようにするとともに、明るい玄関、部屋の開放感につながるドアとして。フレームとなる木の存在感が活きるバランス、シンプルな形というご要望に合せた引戸となりました。
【 point 】
●無垢材の映える、太さのあるフレームというご要望。パターンの変えたいくつかの図面を参考に、幅と全体のバランスを検討していきました。
●採光性に加え、安全面と重量を優先したいということで、ガラスではなく中空ポリカと呼ばれる、空洞形状の樹脂板を採用。軽さという勝手の良さとともに、横流しの板のラインが意匠としてのアクセンントになっています。
●木の動き・狂いができるだけ少なくなるよう木取り。既存の敷居・鴨居に合わせたサイズに加工。設置時には、立てつけをカンナで削るなど調整しながら、きっちり合わさるように納めていきました。
E-14 引戸ドア
- 神戸市須磨区I様
- タモ無垢材
- クリアオイル仕上げ
- w182 × d3 × h85 (㎝)
- 97,000円 (税込)
【 お客様の声 】
思った以上にナチュラルな感じで大満足です。開閉も軽くて音も気にならない。上部の隙間も気にならない。木幅もう少し太くてもよかったかもと。
I様、ありがとうございます。 作ってみるとよりイメージが膨らみますね。