C-84　「子どもダイニングチェア（Ｃ-09）」のオーダー例

1歳から大人まで、育てていくように手を掛け、加工調整しながら使う椅子。「子どもダイニングチェア（Ｃ-09）」。一人目のお子様に続いて、二人目のお子様にも1歳のお誕生日に用意してあげたいと、ご注文いただいたチェアを紹介いたします。

〈　C-84　「子どもダイニングチェア（Ｃ-09）」のオーダー例　〉
w40×d44×h86　/　タモ無垢材　/　クリアオイル仕上

一人目のお子様が使って気に入られ、二人目のお子様にも、同じ椅子を用意してあげたいと、同じ仕様にて製作。

1歳から使い始めるということで、肘掛け付き。
2・3歳ごろを目安に、肘掛けをカットし外します。（肘掛なしタイプも製作可）。

通常足置きは、実際にお子様に座っていただいて、高さを合わせます。今回はお子様が来店できなかったため、お客様が測られたサイズに合わせて取付けました。

真っすぐな脚よりも安定感がでるようにと、後ろ脚は斜め・曲線を用いたデザインです。
お子様が成長するにしたがって、イスの脚はカットし短くしていきます。

これまでに製作した中には、長く使われてほぼ大人椅子の形となったものもあります。子の成長に合わせて、加工調整していく椅子ですので、親が子の座り方・姿勢に時々気を配っていただくことで成り立ちます。こうした過程を経て使われ続ける椅子は、幼少期の記憶を紡いだ、親子ともに大切なイスとなっているように、変化していく椅子を前に実感します。
また新たな一脚、どんな記憶とともに育っていくのでしょうか。