旅先ベルギーで出会った繊細なアンティーク・レースを飾ります。額縁の色や質感にこだわりを持たれていたので、中に飾るレースと照らし合わせながら慎重に製作を進めます。砂を混ぜた下地は額縁に立体感を持たせ、擦り磨きをかけた色合いは華やかでありながらも深みを帯びるように。飾るモノと対話しながら、飾るモノが映える額縁に仕上げました。
【 one point 】 レースの糸の立体感、ふんわりとした質感が活きるよう(表面のアクリル板でプレスせず)空間を設け、糸で縫い付けて設置をしています。