額縁という物の機能面より、額縁をまとうことで作品の世界観により深みが増す。そんな「内面」から作り上げる仕事となりました。大きな作品の額縁なので、のっぺりと平坦な印象にならないよう、色の濃淡、粒子の大小、散らばりに留意しながら製作しました。耳と眼を澄ますと聴こえてくる、静謐な物語を紡ぐ額縁に。
【 one point 】 作品保護となる表面のアクリル板はお客様のご希望であえてせず納品していますが、深さを調整して製作してあるので状況に応じてアクリル板設置も可能に。