こんにちは。majakkaです。
先日、開催されました『木のクリスマス飾りを作ろう ~ブリコラージュ風~ 』
ワークショップの模様をアップいたします。
テーブルの上いっぱいに広がる、材料・道具にワクワクしながらスタートです。
ゴールは、自分の想い描くクリスマスをイメージした飾りを作ります。
「これと同じものが出来ます」というお手本通りのものではなく、
手に取った木の切れ端「木っぱ」や、椅子の張り生地、自然の枝葉や実から
イメージをふくらませて、手を動かしていきます。
月に1回開催している「子ども木っぱ工作」の大人バージョンともいえます。
最初は「うーん、なに作ろうかなあ…」と悩んでしまう場面もあったのですが、
なんとなく気になる形の木っぱを手に取ってみたり。
置いて眺めてみたり。並べてみたり。
そこからさらに、色を塗ったり、椅子の張り生地を切ったり、
植物をそばに置いてみたり…
と、悩み迷いながらも、
素材の「声」みたいなものに自然と寄りそって動いていくと、
その一つひとつの行動の重なりが、自分なりの「かたち」へと変化していきます。
その様子がとても生き生きとしていて、
あ~これが、モノ作りの原点だなあって実感しました。
誰かが用意してくれた設計図通りに作れば、間違いないものが出来あがります。
もちろん、それも愉しいです。
でも、自分で試行錯誤しながら作る愉しさには、
思いもよらない景色が見えるワクワクがあります。
ルートにはない道を自分で開拓する「自由さ」です。
子どもの木っぱ工作は、そんな「自由さ」で充ち溢れていて本当にワクワクします。
今回、このワークショップに「ブリコラージュ風」というサブタイトルをつけて開催したのは、
大人にもそんな「子ども心」にかえって愉しめる時間を創りたかったから。
**ブリコラージュ(bricolage)とは**
フランス語で「ありあわせの道具や材料を使って自分の手でモノをつくること」
「むずかしいな~」って言いながら、
笑いながら、お話ししながら、作る時間はとても充実していました。
「これで我が家にクリスマスが来るわ」そうおっしゃって、完成したものを
そ~っと袋に入れる参加者さん。
大人可愛い、ポップで可愛い。
それぞれのクリスマスが生まれました。
師走のお忙しい合間を縫ってご参加してくださり、本当にありがとうございました。