思い出の写真を「ホタル」が仄かに輝く手彩色の額縁に飾る
しばらくはそのままの状態で飾っていたけれど、大切な思い出の写真なので思いのこもる額縁に入れたい。そんなご依頼をいただきました。
お客様ご自身の好きな「ホタル」を模様で描き入れた手塗りの色の額縁です。
詳細に姿かたちを追うのではなく、なんとなくホタルらしい。ホワっとした感じに仕上げて欲しいというご依頼でした。
ホタルの光が映えるよう、額縁の色は抑え気味に。でも、ただ暗い・黒いのではなく、仄かに奥から光沢を感じるような仕上がりに。
【 one point 】
濃く練った下地を筆に取り、額縁に「絵柄」を入れていきます。ポテッとした抽象的な仕上がりが特長です。
額縁の色は絵柄に合わせ、あるいは好みの色をお伺いして調合しています。