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2025-06-24

壁かけ・立てる、暮らし方で変える飾り棚(S-66)


自宅の、子ども部屋の壁に取り付けた棚の紹介。小学生の子どもの好きなものや作品が、成長とともに増えてきたため、それらが並べられる棚を製作。床を有効につかえるよう壁掛けタイプに。

加えて、これらの棚を積み重ねると、自立するオープンラックになる設計。将来、子どもの新たな暮らしの場でも使ってほしいと思い、使い方を変えられる棚として製作しました。


- point -

  1. 壁にかける棚
  2. 積み重ねてオープンラック
  3. 細部・その他

1.   壁にかける棚

壁にかけるため、できるだけ軽量になるよう、はしごのような脚と、薄めに削った無垢板の組み合せ。壁に掛けられるよう、壁に沿う脚に金物と、壁にはビスを仕込んでいます。

棚板の両サイドは、子どもの要望に応じて三角の形に加工。ちょっとしてアクセントの入った個性を感じる棚板になりました。

2. 積み重ねてオープンラック

飾り棚・収納ラックとして。3つを重ねても、圧迫感を感じさせない高さ。壁にかけた時に出っ張りすぎず、自立させたときには安定感あるような、奥行きに。壁に取り付けられない部屋でも使うことができる棚になります。

3. 細部・その他

脚の上下に、穴をあけ、その穴にピタリとはまる丸棒を差し込み、つながる仕組み。本など重さのあるものも、ある程度並べられる丈夫さもあります。また、棚板の位置を付け変えられるよう、脚の貫にビスどめできる穴を開けています。

壁かけ・立てる、暮らし方で変える飾り棚(S-66)
〈 木材 〉タモ・その他無垢材
〈 色/仕上げ 〉クリアオイル仕上げ
〈 サイズ 〉幅 85㎝ × 奥行 25㎝ × 高さ 110㎝
〈 参考価格 〉120,000円(税込)
〈 ご依頼 〉自宅
ー 納品のようす ー

床に並んだ棚との兼ね合いや、離れて眺めた時の雰囲気を考えながら、棚を壁に設置。早速、子どもが飾り付け。家のあちこちに置かれていた、幼い頃の工作物、今のお気に入りの物などが集まる居場所ができ、それぞれの個性がより感じられるようになりました。 

飾る物を通して、自分にとっての大切なものを選ぶ場所。新たな暮らしでも取りいれて永く使う。そんな棚として、愛用してもらえたら何よりです。

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〈 木材・仕上げ方法など ⇒「家具について」

〈 納品までの流れなど ⇒「ご注文について 」

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