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2020-01-19

「わたしの、好き」を飾る

こんにちは、majakka (マヤッカ) です。

前回アップしました記事(「飾ることで、暮らしに体温を」の記事へ )を読まれたお客さまが
「うちもやってみよう!」ということで、
実際に製作させていただいた額縁を今回はご紹介いたします。

お子さまの描かれた楽器を演奏する絵に、感心されたお父さま。
一生懸命、描いたんだろうなあ、その様子が伝わってくる。
ということで、作品を前に、いっしょに、じっくり眺めていると…

「腕が多いね」
「鈴を演奏してるんだ!その動きかな?」

動きや、一生懸命な想いが
フワッとあふれるような感覚で描かれることに
わたしたち大人は、ハッと気づかされることがあります。

大人は失ってしまった
自分自身のフィルターを通して「ものを表現する感性」が
子どもたちには、ちゃんと生きていて
それが、かたちになっている。

だから、みていて
ワクワクするし、愉しくて面白い。

この、子どもの「いま」という時期だから
描ける感性を、瞬間として切り取って
残しておきたい。

そんなお父さまのお話しと
「この絵が好き」
だから、額縁に入れて飾りたい。
その気持ちが、本当にまっすぐに伝わってくる
作り手のわたしもワクワクするご依頼でした。

作品を眺めながら「どんな額縁にしよう?」とお互いに相談しながら
彼の着ている服の色に着目しました。
「この緑色がきれいだね」

淡く混色しながら生まれた、水彩の優しい風合い。
その緑と響き合う
おだやかな緑色の手彩色額縁を製作しました。

先日、ご来店された際に
「いままで寝室に飾ってあったんだけど、廊下に飾ろうかなって」

それと合わせて、「お姉ちゃんの絵も額縁に入れて飾ろうかな」
と、作品をご持参下さいました。

廊下が、お子さまたちのプチギャラリーになる。
眺めるたびに、ご家族みんなが愉しい気持ちになれる。

額縁、そして、飾ることの、
プチな魔法だなって思うんです。

お家で眠ってる子どもたちの作品には
こころを弾ませる魔法がかくれています。
ちょっと、探してみるのも愉しいかもしれませんね。

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