shopの後方にある作業場での製作風景。
今日は、額縁。
日々、眺めるものだから。
中に飾られるものだけでなく、
それに連綿とつながる、背景と額縁にも
しっかりと、向き合いたい。
作品と、飾ることと。
真摯なお客さまの想いに寄りそいながら
作業を進めています。
まず、作品と照し合せながら質感のあるマットボードをお選びいただき
つづいて、額縁の質感を作ります。
無塗装の状態の棹上の木地に、
砂を若干混ぜた下地を塗り、
ここから、色を重ねていきます。
額縁の役割は、中に飾られるものの物語のつづきを
さらに、物語るもの。
中の物語を紡ぎながら、生まれる色を
ゆっくりゆっくり、時間をかけて創っていきます。