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2020-10-26

2020.10.26 / 日々の工房

こんにちは、majakka (マヤッカ) です。

額縁には、これも飾れる、あれも飾れるといった汎用性はあるのですが、
majakkaでは「これを飾りたい」の「これ」のための、
一品額縁を製作することがとても多いです。

(もちろん、気分や季節に応じ中身を替えながら愉しむ額縁も製作していますよ)

いま、手のひらに納まるくらいの小さな箱型の額縁の仕上げをしています。
一つひとつ飾るモノに合わせて採寸し、木取することが出来るので、
奥行きのある立体額はmajakkaの得意とする額縁です。

額縁に飾るというと、
絵画や写真など、平面的なものをイメージされますが、
飾りたいものは、それにとどまらないし、
それにとどまらせてしまうのは、もったいないと思っています。

市販の立体額ではどうしても深さ(厚み)が合わない…
お客様とお話ししていると、そんな悩みをよく耳にします。
合わないなあ…というモヤモヤもあって、大切なモノを仕舞い込んでしまったり、
立体物をどう飾るの?という疑問もあるようです。

majakkaには、絵画や写真ではない、
様々なかたち、表情をしたものがご依頼主と一緒に訪れてくれます。

そのたびに、作り手となるわたしは、
少し緊張しながらもドキドキわくわくと飾るモノをお迎えしています。

どのように飾ったら、美しく飾れるだろう?
日々、眺めるものとして納得のいく、向き傾き奥行き加減…
飾るモノ一つひとつに合わせて、
飾り方を吟味しながら考えていきます。

そして、お客様との対話から、
お客様の望むかたちとモノのバランスを考慮しながら、
「こう飾ろう」のヒントを見つけていきます。

今日は、どんな出会いがあるだろう。
いつも、こころ弾ませながら。
到着をお待ちしております。

ぜひ、いままで知らなかった「額縁の扉」を開けてみてください。
きっと、手にした瞬間、ワクワクすると思うんです。


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