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2020-11-15

小学生、majakka探訪

こんにちは、majakka (マヤッカ) です。

先日、近隣の小学生がmajakkaの仕事場見学に来て下さりました。
「自分たちの暮らす地域で夢をもって働く人」に会いに行って、
お話しを訊いてみよう!というテーマ学習で、
目をキラキラさせながら、訪れてくれました。

ここにお店(工房)を開いた理由や、
いまの仕事を始めたキッカケ、
日々、どんな仕事をしているか等をお話ししました。

いつも家具と額縁を製作している工房にも入ってもらい、
荒々しい無垢板を、なめらかな板にする工程を見てもらったり、
木材を触ってみたり、
機械の轟音を体感したりと。
肌身にリアルさが感じられる体験もしてもらいました。

お客様の相談を受ける窓口だけのお店ではなく、
製作の現場に通じる入口のあるmajakka。
暮らしが身近にある、暮らしのある町で、
この仕事をしたかったんだよ。
そんなお話しを交えながら、
今回の学習のテーマでもある「夢」に想いを馳せました。

木の粉が舞い、木の香りがして、
時に、手に怪我を負ったり、
重かったり、暑かったり、大変だったり、
そんな手から生まれる仕事を
これからも続けていきたいし、
絶やさないようにしたい。

そんな、これからの想いを
わたしたちの夢として語りました。

正直、夢を語ることが一番難しかったんだけど、
夢がないと、この仕事は続けられないね。
というのが、家具屋と額縁屋の一致する想いでもあり。

お客様の夢を受け取って、それをカタチにする。
夢と夢をつなぐ仕事のような気がするね、と。

アタマで考えているだけでなく、
声に出して言葉にすることって、
すごく勇気のいることだと思いました。

それを子どもにも伝わる、平たい言葉で、大きな声で、しっかり話す。
すると、びっくりするくらい、自分の心に響いてきたんです。

ビジネス書等で、夢を書いたり、言葉にしてみようってあるけど、本当なんだな!
モヤモヤされている方、ぜひ、試してみる価値ありですよ。これは。

最後の子どもたちの質問コーナーのなかで、こんな質問をいただきました。

「なんで、マヤッカっていう名前なんですか?」

いま、店内のテーブルの上に置いてある額縁を手にしながらお話ししました。

「マヤッカっていうのは、フィンランド語で灯台っていう意味なんです。
フィンランドは、自然豊かな国であること、
わたしの好きなムーミンの生まれたところでもあります。
そんな自分の好きなイメージと、
灯台のひかりを届けるイメージを、私たちの仕事に反映させたくて
マヤッカという名前にしました。」

開業当時は、まさに、自分たちの先を照らすひかりでもありました。
そして、いまは、じんわりと…お客様のこころを照らす灯りにも、
なってきたかな? なったら好いなあ。
そう、ひかりが広がってきたら好いなあって思うんです。

見送り時、子どもたちの「愉しかったー♪」の感想と、
「また来てもいい?」そんな言葉が、私たちにとっての、灯りになりました。

このまちで、ともる灯台になりますよう。
これからも、がんばります。

かわいい子どもたち!
来訪、本当にありがとう~。

みなさまの夢は、なんですか?
ぜひ、身近なかたと、大切なかたと、お話してみてはどうでしょう?
ドキドキするけれど、愉しいですよ。

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