こんにちは。majakkaです。
先日、開催されましたスプーン作りワークショップの模様をアップいたします。
広葉樹ブラックチェリーを用いて、程よいサイズのスプーンを作ります。
彫刻刀や小刀といった普段の生活ではあまり触れる機会のない道具を手にして、
刃物を少しずつあてて、広葉樹の硬さを感じながら彫り進めてていきます。
自分の描く理想のかたちを目指して手を動かすかた。
木目や節目に刃のあたりの難しさを感じながら、丁寧に手を動かしていくかた。
時おりおしゃべりを交えながらも、
もくもくと手を動かす時間が、トコトコと流れていきます。
そんな時間の経過の流れにそって、それぞれのカタチが見えてきた頃、
やすりをかけて形を整え、さらに磨き上げて肌触りよく仕上げていきます。
最後は、植物オイルを塗って、しっとりと仕上げて完成です。
majakkaでは、ワークショップは「体験」の場であり、
その体験を愉しむ時間を共有できたらと思っています。
お手本通りのものを作るというより、
それぞれの人の個性が活きるモノ作りの場と時間であってもらいたい。
そう思うのです。
作りながらの会話のなかで
「これだけ時間かけて作ると愛着わくね」
という「愛着」に、心がポッとあたたかくなりました。
手で作る、自分で作る。
そういうことなんだろうなあって実感します。
ご参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
つぎは、何を作ろかな…?
考えを拡げたり深めたりする時間もまた愉しいものです。