


暮らしを彩るボタニカルアートを飾る無垢の木の額縁
学術的な植物画を芸術的に鑑賞できるものとして描き、その道を切り拓いた叔父の「ボタニカルアート」を飾りたい。
作品は既存の額縁におさめられていたのですが、重厚な印象。繊細でみずみずしい作品だからこそ、もっと自然の息吹きをそのままに生かしたものにしたいというご希望でした。
作品には、観る人の心に作用する個性や特長があります。それをより良い効果で引きだし、人の心に届けるのが額縁の役目だと、わたしは信じています。
だからこそ、立派ならよい、大きさが合っていればよい、おさまっていればよい、というわけではないのです。
そのことをお客様自身も感じておられたようで、製作に至るまでに、飾る場所のお写真のご提示や実寸の型紙を壁に配置して雰囲気を確かめたりと、作り手と一緒に手を動かしてイメージを膨らませてくださいました。
作品を暮らしに迎え、ゆっくりと寛いだときに、作品の「気配」を感じ、心が落ち着く。額縁が住まいの中で一体となり、ともに呼吸をする。清らかな空気が部屋に流れるような。
そんな存在になることを願っています。
【 one point 】
額縁のご提案の際、何パターンかサイズを出しています。それをもとに実寸の型紙(新聞紙等で作成)を飾る場所に貼って確認するとイメージがわきやすくなります。

- wood2032
- 無垢の木
- ブラックチェリー
- デザイン:ステップ
- 560×440×43㎜
- 65,000円(税込)
- 2022年3月
- 所沢市S様
【 お客様の声 】
さみしかった絵がいきいきとしました。毎年、見に行ったボタニカルアート展を思い出し、叔父も自分の絵を大切にされうれしいのではないでしょうか。
S様、ご注文誠にありがとうございました。