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2025-03-22

日々を綴るように描かれた水彩画作品を立体的に飾る、ミルク色の箱型額縁

日々を綴るように描かれた水彩画作品を立体的に飾る、ミルク色の箱型額縁

水彩画作品を飾る額縁のご依頼です。
作品の周囲をマットボードで覆わず、作品全体を浮かして飾ります。(フローティング・マウント)

紙が水分を含んで丸まってしまっているため、可能な限り平らな状態にし、作品を浮かせるスチレンボードと密着するようにしました。

作品をどう魅(見)せるか?
そのためには、どんな方法が適しているのか?
絶対と言える正解は無いと考えています。

そんななかで、いちばんの正解といえるのは、お客様と一緒に、いろいろ考えて、お客様自身が納得できる方法に辿り着けるよう併走すること。

作品は、ご自身の撮った写真を見て描いているとお話ししてくださったお客様。
完成品のお渡し時に「いま、毎日描いてる」が、毎日ではないことをお話ししてくださり、この作品とこの額縁が、彼女の心の支えや励みとなってくれたらなあって。想いを馳せました。

【 one point 】
作品に額縁を合わせて作る、という行為は、なんだか、お手紙のお返事を書いている気持に近いんです。わたしには「こう見えるよ、こう感じたよ」それを額縁というカタチに表している、そんな気がします。

  • wood2075
  • 無垢の木
  • タモ
  • デザイン:フラット
  • 318×243×25㎜
  • 20,000円(税込)
  • 2024年3月
  • 大阪府M様


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