集めている小物をたくさん飾れるようにと、部屋を仕切っていた襖(ふすま)を外した場所に、入れ替えるように取り付けた飾り棚。家族それぞれが持っている大切なアイテムを、みんなで眺めて楽しめる場ができあがりました。
和室とリビングを分けている襖の場所を利用して、趣味などで集めた色々なアイテムが飾れるような棚をつくりたいと、ご相談にこられたお客様。今、襖のはいっている敷居と鴨居の間に棚が納まるイメージで、棚を付けられないか。また、小物の並べ方は使う中で考えていきたいので、自由度のある棚にしたいというご要望。そこで、まずはしっかりとした大枠となる棚を作り、後々に必要な個所に棚板を足していく案にまとまり、製作していきました。
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- 全体の棚の組み立て
- 下部のおさまり
- 上部のおさまり

ー 納品のようす ー

納品の際、工房で製作したパーツを、組み立て取り付けるので、お客様の負担となるような家具や物の移動、部屋の養生といった大掛かりな作業は無く、壁面のような棚が完成しました。早速、いくつかのアイテムをご夫婦それぞれ持ってこられ、置きながら、どう並べようかなと考えられていました。
これまで襖で閉じていた仕切りに代わり、仕切るけれど家族に開かれた棚が加わることで、それぞれの好きなものを飾って眺め愉しめる暮らしの場が生まれました。
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