こんにちは、majakka (マヤッカ) です。
今回は、子ども用のデスクについてのお話しです。
まず、いつ用意するのが良いのか?…【 1.タイミング編 】
さらに、どんな形・大きさのものにしたら良いのか?…【 2.どんなものにする?編 】
では、実際に使ってみてどうなのかな?…【 3.使い心地インタビュー編 】
(番外編:デスクだけでは収まらない物の収納はどうする?)
の、3本立て+α で、じっくりとお届けいたします。
ん~、どうしようかなあ…と悩まれているかたのヒントにつながりましたら幸いです。
ではでは、はじめてまいりましょう。
【1.タイミング編】・・・いつ用意するのが良いのか?
子どもの家具を用意する際、いつまで使えるものを選ぶか?
悩まれるかたは多いと思うんです。
majakkaに足を運んでくださるお客様は、
「永く使えるものを」「大人になってもずっと使えるものを」
想定して家具を考えてくださっていて、
わたしたち作り手も、それに応えるかたちで、数々の家具を製作してきました。
そして、いよいよ、自分たちの子どもに贈る「デスク」を作る時機がやってきました。
現在、小学2年生です!
名前は「巣立ちのデスク」といいます。
子どもが自立して親の元を離れる日のことを思い浮かべながら、
彼のあたらしい暮らしに一緒に持っていってもらいたい。
そんな気持ちを込めて、製作したデスクです。
まず、子ども用のデスク、いつ用意するのが良いのか?
考えてしまいますよね?
永く使えるものを…と考えると、なおさらです。
一昔前は(いつのことよ…?)、入学前にはランドセルと一緒に学習机一式が揃っていた。
そんな印象もあったのですが、リビング学習が定着した頃から、
ダイニングテーブルが子どものデスク代わりになっていて、
デスクを用意するタイミングが難しい、わからない、というご相談をいただくようになりました。
つまり、一昔前のように「ここ」という一斉のタイミングが、
暮らしのスタイルや子どもの性格に応じて、人それぞれ、家庭それぞれになったように思うんです。
ならば、いつでも良いのかな?と思いきや、
ここ最近は入学時とは言わずとも、
ある程度の早い段階で子ども用のデスクは用意したい。
という声も耳に入るようになりました。
その理由といいますか、背景を紐解くと…
自分の居場所としてのデスク。
基地とでも表現しましょうか。
デスクに向かって物書きする以前に、
「自分の物とか、おもちゃとか、他の場所に持ってこないで。
ここ(デスク)に集約させて。そんな、結界みたいな感覚です」
と、おっしゃっていたお客様がいて、なるほど!と。
たしかに年齢の小さな頃は、整理や片付けも曖昧で、
気づけば、あらゆる場に、子どもの持ち歩いてきた物が、ポトリ、ポトリと。
そんなときの「とりあえず、ここに!」という気持ちは我が家も然りで、共感しまくりでした。
我が家の子どもも、整理・片付けは苦手です。
(というか、そこまでしっかり教えてもいない現状…)
だからこそ、物書きする場としてのデスクというより、
自分の居場所を作ってあげる目的で、小学2年生の今、デスクを用意しました。
きちんと机に向かえるようになったら、子ども専用のものを…
と考えているうちに、子はいつの間にやら大きくなり、あっという間に中学生。
それをわたしたちもお客様のお話しや相談からリアルに感じていたので、
教科書、ノート類。日々、必要とする文具。絵具道具、楽器など。
小学生になると、このくらいの物量が身の回りにあるんだな。
を、ある程度把握できた時点でデスクを用意しました。
次回は、「どんなデスク(形・サイズ・要素)」を用意したらいい?
【 2.どんなものにする?編 】 をお送りいたします。