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2020-03-06

ゆっくり、じっくり|暮らし訪ねて1(後篇)

先日、アップしました【 暮らし訪ねて1(前篇) 】の、
今日はつづきになります。

今回、鏡の納品のためお伺いさせていただいたお客さまのスタートは
まず、一脚の椅子からでした。

テーブルで使うお子さまの椅子を探されていた時機に、
majakkaを見つけていただきました。

子どもの成長に合わせて、永くずっと使える。
という【子どもダイニングチェア】のコンセプトに共感していただき、
暮らしに加わることに。

オーダーメイドと言うと、
なんだか、わたしの暮らしには、難しそう…
と気構えてしまうかたも多いのかもしれません。

でも、決して、そうではありません。

本当に必要としているモノが、
普通のお店では、なかなか見つからない。

そんなときに、まず、ひとつ。
きちんとモノと向き合って、暮らしに取りいれる。

そのお手伝いが、オーダーメイドだと思うのです。

まず、ひとつ。
で、良いと思うのです。

「とりあえず」のモノ選びでは、
すぐ飽きてしまったり、結果的には長く使うには値しなかったり…

「ずっと使えるものが欲しいから」

お客さまも、そうおっしゃって、ひとつ、ひとつ。
じっくりと、時間をかけてモノ選びをされていました。

そして、ときは経ち。
暮らしを深め、育てていく姿は、
自然とお家づくりにも反映されていました。

家という箱を「今まで」の集大成にするのでなく、
未来に向かっていかようにも変化していける自由の箱ととらえ、

「これからも暮らしを作っていくという前提で、余白を残してあるんです」
とお話しされていました。

以前ご注文いただいたテーブルも美しい飴色の光沢に

ゆっくりと、じっくりと。
つみかさねることで、出来上がっていく、
その人らしい、暮らしのかたち。

わたしたちmajakkaの、暮らしに対して寄せる想いが、
お客さまの描く暮らしの想いと相通じることに
深い感銘を受けました。

これからも、そんなmajakkaの

オーダーメイドの

「ゆっくりと じっくりと」

な、在りかたを大切に。
お客さまのお話しに耳をかたむけながら、
お客さまの暮らしに寄りそえる作り手でありたいと。
気持ちが、ピシッと整いました。

素敵な暮らしを拝見させていただき、
本当にありがとうございました!

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