掛け軸の見せ方を継承しながら新たな額縁という「箱」に型染め作品を飾る
もともとは掛け軸に飾らていた作品なのですが、固定されていたものが外れてしまい、同じ掛け軸に戻すのではなく、新たな見え方のできる額縁に飾ってみたいとのご依頼。
掛け軸のように、上部の空間が広く、下部は狭く、先代のイメージを引き継ぎながら、新たな箱に納めたらどんな雰囲気になるだろう?というお客様のご希望に寄りそいながら製作を進めていきます。
こちらもバティック作品同様、もとあるイメージを大切にしながら、新たなかたちに生まれ変わりました。
作品とともに在った「もとの姿」に敬意を表するお客様の「大切にする」という気持ちに心打たれながら製作する額縁となりました。
【 one point 】
もとの額縁とまるっきり同じ物を作ることは不可能なのですが、その「もとの姿」にお客様がどのような印象を抱いているかを紐解きながら、色カタチ雰囲気を寄せていきます。
【 お客様の声 】
Q.「飾る」キッカケは?
A.お気に入りの作品を飾りたい。
作者(佐藤百恵さん)にも写真を見せたらまわりの余白が良い、こういう入れ方もイイナアとのお返事をいただきました。
K 様、ご注文誠ありがとうございました。