これからも永く飾り続けるために、バティック作品にあらたな額縁を
お父様から受け継ぎ、永く飾り続けていたバティック。
よく眺めたら古くからの額縁はところどころ破損していて、このままでは作品の価値も損なわれてしまう…
額縁を新調し美しくなったら、自身の子にも引き継いで、飾り続けてもらえるかもしれない。
そんな大切なモノを飾り続ける「気持ちのバトン」を引き継ぐような額縁のご依頼をいただきました。
額縁は中に飾るモノ・作品を保護するという役目がありますが、今回の額縁は留めが切れ隙間が生じ作品が外気にふれていたり、額縁の外側から釘を打ち作品(木パネル)と額縁を固定していたため、作品を保護する状態としてはあまり芳しくはありませんでした。
当初は額縁を修理しようか…とのお考えもありましたが、一新することで作品もより美しく映える!ということで、先代のイメージを継承しながら製作しました。
シックな印象のブラックウォールナットの額縁は大切なバティック作品を守りながら、これからも暮らしのなかに息づいていきます。
【 one point 】
額縁は中に飾るモノを映えさせる効果や役割もありますが、それを根底で支えるのが作品をきちんと「守る」という仕事。なんとなく雰囲気は良いけれど何故か飾っていて違和感や不安があるときは、壁から外し手に持ち間近で見てあげてください。「あれ!?」に気づくかもしれません。
- wood2049
- 無垢の木
- ブラックウォールナット
- デザイン:フラット
- 940×730×30㎜
- 69,000円(税込)
- 2022年12月
- 神戸市K様
【 お客様の声 】
Q.「飾る」キッカケは?
A.古い額が壊れたままだった
ていねいなお仕事に大変満足しております。
父の残したバティックの絵も 中の人たち とっても美しくなって喜んでるみたいです。
K 様、ご注文誠ありがとうございました。