toggle
2022-06-06

「託す」想いを引き継ぐために飾りたい、額縁

遺品となる写真を飾る無垢の木ブラックチェリーの額縁

「託す」想いを引き継ぐために飾りたい、額縁

遺品を整理するという感覚とは何か、違う。「託す」というか。想いを引き継ぐ。そんな気持ちです。と、お客様。

親族のかたが遺したものを整理されていた際、ふと、こころに留まるものがあったといいます。写真です。
趣味で写真を撮られていたようで、鳥を撮影するのを好まれていた様子。自然を撮ることが好きで、作品からは優しさが伝わってくる。
その中から選んだ一枚の写真を額縁に飾ろう。そんな気持ちになった、と。
いままで、額縁にいれて飾るという行為はしたことがなかったけれど、この写真は自分のそばに置きたい、飾りたい、自然とそう思えた。と、お客様はいいます。

遺品の整理や片づけは、別れを連想されるかたも多いと思うのですが、額縁をつくる私は、そうは感じていないんです。
遺された「モノ」から、あらたな、といいますか、これからの人生につながっていく出会いを託されるような。そんな気がするのです。
耳を澄まして、モノと向き合うとき、その向こうには、きっと大切な人の想いが生きている。そんな気がするのです。
それを受け取った人の心に響くものがあるとき、その「モノ」は、その人にとっての道標やチカラになると信じています。

【 one point 】
「置いて」飾ることで、暮らしのどこにでも、気兼ねなく額縁を飾ることが出来ます。額縁に合わせ、飾る位置・高さに合わせた置台(スタンド)をお作りしています。

  • wood2027
  • 無垢の木
  • ブラックチェリー
  • デザイン:ストライプ
  • 306×253㎜
  • 神戸市T様

【 お客様の声 】
マヤッカさんの店内ディスプレイを見させていただいて『額縁のある空間も良いなあー』と感じたのがきっかけです。
2022年も周囲で様々な変化がありそうな気配です。くじけそうなときにも、決断に迷うときにも、見守ってくれる存在があると信じて、1日1日を積み重ねていきたいと思っています。

T様、ご注文誠にありがとうございました。

関連記事