受け継いだ贈りものの色紙を「今」の額縁に飾る
昔から飾られていた額縁におさまっていた色紙。明るく、いまの暮らしに寄りそうものに。というご希望で、どんな雰囲気が好ましいかご相談しながら仕上げました。
代々受け継がれていく永い時間が背景にあるものには、その時代背景を映す額縁に納められていることが多々あり、それにはそれの「良さ」があります。
でも、少し立派すぎたり重々しく感じてしまい、仕舞いがちになってしまうこともあると思うんです。
そんなときは、いまを生きるわたしたちの「いま」に注目してもらえたら。
いまだったら、どんな風に飾りたいかな?過去も大切だけど、いまを大切に。
そんな、過去と現在を繋ぐ、引き継ぐ想いで、額縁を一緒に考えていけたら。そう思っています。
【 one point 】
木と作品の色味を見ながら、そのどちらも引き立てるマットボードの色を決めていきます。近しい「みどり色」でも、表情は様々です。
- wood2063
- 無垢の木
- ブラックチェリー
- デザイン:フラット
- 356×327×20㎜
- 24,000円(税込)
- 2023年6月
- 神戸市M様