



スズランの描かれたガラスの皿を、飾って眺めて「愛でる」額縁
日常品として使うには、あまりにもったいない。
でも、大切だからと仕舞い込んでしまうのも寂しい。
日々、眺めて、その美しさを愛でることができるよう、額縁に飾りたい。というご依頼です。
ガラスのお皿は、手にするとズッシリと重みがあり、日常使いの「お皿」を越えた、宝石のような存在感をたたえていました。
お皿には、お客様の好きな花・スズランが描かれていて、実際にお皿として使う上面より、裏から眺めた景色が好きなので、裏面をオモテにして飾ってほしい。とのことでした。
お皿は固定するというより、窪地を作って収めるかたちに仕立ててあります。テーブルクロスの上にふわっと置かれたような「自然な風合い」になるよう、ガラスの質感を活かすリネン生地を使い、上品に仕上げました。
額縁の縦横比、ふち幅、仕上げのオイルカラーなど、一つひとつをじっくり吟味して選んでくださったお客様。
粉雪が舞うような、霞がかった空気のなかに咲く花の景色を「愛でる」にふさわしい額縁になりました。
【 one point 】
どう飾るとお客様にとっての「映え」なのか。作り手視点でなく、お客様視点になって一緒に考えていきます。ゴールはいつも、お客様にとっての「大切なモノ」になるよう。
【 お客様の声 】
私の気持ちに よりそって考えてくださったので とてもうれしかったです。
温かみのある雰囲気で1つ1つ かわいい商品でもっと早くお店を知りたかったと思いました。
また注文したいです。
Q.「飾る」キッカケは?…
A.大好きなお皿の表面の柄(スズラン)を他の人にも見てもらいたかったので。
K様、ご注文誠ありがとうございました。
- wood2071
- 無垢の木
- タモ
- デザイン:フラット
- 190×180×30㎜
- 25,000円(税込)
- 2024年2月
- 三重県K様
